初めての受験で9科目勉強したことを思えば、一科目だけなんて楽勝!…と最初は思いました。
ところが、意外と楽じゃないんですヨネ、その一科目が。
自分は、その一科目は「社会福祉」でした。
勉強法のサイトで調べてみると…社会福祉の科目を合格するには、「子ども家庭福祉」や「社会養護」の科目も勉強した方が良い、と書いてあるではありませんか!
しかし、自分の場合、その情報を目にしたのは、合格した後でした…。
つまり、「社会福祉」一科目だけ「ほいくん」を聞いて、過去問を解いただけで、試験に臨んだのです。
…結果は、75点でした。決して褒められる点数ではないけれど、合格はしていました。
60点以上が合格だから、15点余分にもらえたことになります。
60点ギリギリであれば、運の要素が強すぎると思うのですが、75点ということは、「社会福祉」だけ勉強しても合格できる、と言っても大きくは間違っていないと思います。
ただし、過去問の一問一答は、200~300問ほど、満点になるまでやりました。もちろん、解くたびに解説も読みました。
試験本番では「こんなこと知らんぞ?」という問題にも多々遭遇するけれど、
うろ覚えでない、確かな知識が部分的にでもあれば、そこを手掛かりにして正解に辿り着けるのが「択一問題」だと思います。
全部が全部うろ覚えだと、なかなか正解しにくいと思います。
出題側が「これだけは、保育士として知っていてほしい!」と願っている知識。
それが何か?が見えやすいのが過去問なんだと思います。
確かに、全部まんべんなく出題できないでしょうから、運が大きいとは正直言えると思いますが。
「子ども家庭福祉」と「社会的養護」も、保育士試験受けなければ知らなかった!という有益な内容なので、確かにじっくりやった方がいいと思いますが、受かることが大切なので、先に「社会福祉」の過去問満点になるまで解いてからでもいいと思います。
うろ覚えの知識は、試験では使えないように感じます。
膨大な量をうろ覚えするよりも、確かな知識を一つずつ増やした方が受かりやすいと思います。
